適職検査


適職検査で自分を発見しよう!

適職検査という言葉を聞いたことがあると思います。適職検査は自分に向いている仕事を見つけるために実施するものです。

日本経済が不況に突入した当時からフリーターやニートなど定職に就かない若者が増加してきましたが、不況から脱却してもその傾向が続いています。

何故正社員として働かないのかについてフリーターやニートに問うと、『やりたい仕事が見つからない』という答えが多く返ってきます。

フリーターやニートに限らず自分に適した仕事を見つけるということは意外と難しいことです。意外と自分では気がつかなかった分野の仕事が向いているということもありえます。適職検査は自分でも知らなかった、本当の自分を発見するために役立ちます。

最近の転職ブームもあって、採用試験時などに適職検査を実施する企業が増えてきています。また転職サイトの多くが、ネット上で、その場で出来る適職検査を行っていたりします。

心理学や性格面など、様々な観点から問題を作成し、適材適所のため多くの良い人材を発掘しようと企業も努力しているのです。

適職検査は様々な職種がある中、本当に自分がやりたい仕事は何なのかというテーマに対して、自分の適性を見極めることができるツールとして重要視されてきています。

適職検査は採用面接官の資料として使われる

企業では採用業務を円滑に進めるために、適職検査を重要視しているところが多くなっています。適職検査が用いられる局面も新卒採用時、転職者対象、中高年の再就職対象など様々です。また、企業によっては採用決定までに4回から5回ほど適職検査を実施するところもあります。

企業が行なう適職検査の結果は、採用過程において面接時の資料として使用されることがあります。

採用面接官は数多くの採用希望者の性格や特性を把握するために事前に適職検査を用いて募集している職種に向いている人を選び、適職検査では把握し切れなかった事柄について面接で質問をし、その受け答えの内容や、様子を見て判断するようになっています。

適職検査対策本のようなものも出回っているようですが、適職検査はあくまで自分自身を正確に判断し、最適な職業を見つけるためのものなので、ありのままの自分を答えていくほうがいいでしょう。

適職検査は、様々な年代の求職活動を支えるために、今後もますます利用されていくと思われます。ただ単に仕事をするのではなく、やりがいが持てる仕事に就くために、適職検査を有効に利用したいものです。

適職検査の内容

適職検査は適性検査と呼ばれるものもありますし、性格検査とか能力検査などと呼ばれている検査もあります。ここでは総称して適職検査と呼ぶことにします。

適職検査は様々な場所で受けることができます。

例えば、職業カウンセリングセンターでは、職業や進路を選択する上で重要な職業適性(仕事の向き・不向き)についての相談、「職業カウンセリング(あるいはキャリアカウンセリング)」を行なっており、適職検査を受けることができます。

適職検査の中には、職業興味検査というものがあります。職業興味検査は、職業に関する興味や関心の方向性を調べる検査です。

世の中にある様々な職業を6〜12ぐらいの領域に分け、どのような領域の職業に興味や関心があるか、逆にどのような領域はやりたくないかによって、興味に合った職業分野や職種例を知ることができます。

適職検査における能力適性検査は、いろいろな仕事をするのに必要な基礎的能力(適性能)、たとえば言語能力、図形認知能力、手先の器用さなどを調べる検査です。適性能力の得意、不得意が整理されて、職業の領域による向き、不向きがわかるようになっています。

適職検査には性格検査もある

適職検査の中には、性格検査というものがあります。性格と職業との相性はかなり重要です。

性格によってなじみやすい、あるいはなじみにくい職種があるので性格検査では性格特徴をみることを重視しています。職業には人の相手をする仕事、一人でこつこつと取り組む仕事、いつも活動的に動き回る仕事といったように、性格によって向き不向きがはっきり別れるものがあるからです。

性格検査は、いろいろな性格理論にもとづいて作成されています。したがって、どの性格理論ベースにして作成したかによって多くの種類があります。

職業カウンセリングセンターなどの相談で使われるものは、主に自己回答式で、質問に「はい」や「いいえ」で答えると、その人の性格特徴がプロフィールの形で表されるものが多いようです。性格は自分自身で分かっているようで、分かっていない部分があるので自分の意外な面を知ることもあります。

また適職検査を受けると、自分の特徴をいろいろな面から客観的に見ることができ、職業との関係について多くの情報を得ることができます。しかしそれによって選ぶ職業がただ1つに決まるものではありません。職業を選ぶのは適職検査の結果ではなくあなた自身です。